CRIMSON/GANG's blog @SailGP

「既存の選択肢にとらわれない方法を示す」を理念に活動するRowing Teamです。CEO:Yuki Kasatani

Asian Rowing Cup in Singaporeの雑感と今シーズンの意気込み

お花見レガッタ真っ最中ですが、2週間前に終了したAsian Rowing Cupに関して。今回の遠征では、大学OBの方々や国体の監督等から一部支援金を頂きました。海外のレースに出るという貴重な経験ができたのも、支援者の方々を中心とした皆様の応援のおかげです。本当に有難うございました。

尚、Asian Rowng CupではCRIMSON/GANGからM1X(筆者)とLM1X(筆者の後輩。2014年のU23代表)が出漕し、以下の結果となりました。

500M

M1X:FinalA 6位

LM1X:FinalB DNF

1000M

M1X:FinalA 6位

LM1X:FinalA 4位

注) DNFとは「Did Not Finish」と意味であり、スタートはしたけど、ゴールしなかったという意味です。素晴らしいスタートを決めた後、クラッチのねじの緩みがあったためオールが外れ派手に沈したそうです。筆者は今回の大会で初めて知りました。

 

一番印象的だったのは、フィリピンとカザフスタンの女子選手がとても綺麗だったということなんですが、それ以外では自然環境に対する圧倒的な信頼という点が日本と異なり印象的でした。

まずはこちらの画像を見ていただきましょう。1枚目はM1Xの予選A組(10:00発艇)。

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拡大。

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2枚目は同じくM1X予選B組(10:10発艇)。

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拡大。

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予選A組は予選B組に比べて、全体的に1分速い結果になっています。おそらく、日本人の感覚ですと、「あ~、これは記録間違いだな~」と考えると思います。なんせ10分しか離れていませんしね。筆者もそのような考えで大会側に「いやー、全体的に1分速いのは流石にありえないですよねー笑 間違いですよねー笑」と聞いたところ、「本当だねー♪速いねー♪ここは風が強いからねー♪」と、風の影響によるものとのことでした。

 

こういう緩い感じが筆者は大好きです。東南アジアは年中温かいですし、将来的には東南アジアと日本を行き来できる時間的余裕と資金を確保して、ボート出来れば幸せです。

まずは、今日のお花見レガッタから日本でしっかり頑張り、将来的には日本を飛び出して他国のボートにも積極的に関わっていきたいと思います。引き続き宜しく御願いします。